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ボディーピアスについて

  • ピアッサーを使わない理由

    【ピアッサーの場合】
    ピアッサーは細胞をグチャ~と押しこみながら刺さっていくため痛みを非常に伴うと思います。
    ピアッサーには先の尖ったスタッド(ピアス)がもともと装着されていて、それを無理矢理、皮膚に押しこむので身体にとって非常に負担がかかります。 皮膚は硬くて丈夫にできているのでスタッドが最後まで貫通せずに途中で止まって痛い思いをしたという話をよく聞きます。最近はピアッサーの先にニードルが付いているものがあり、大丈夫だよと言っているとこもあるらしいですが、所詮ピアッサーはピアッサーで、切れ味が全然違うのでお間違いないように。

    【ニードルの場合】
    先端が刃物のように鋭くできており、とても切れ味がよく、皮膚に負担を与えません。負担がかからないという事は、ピアッシングの時の痛さも少ないという事だと考えられます。よく切れる包丁で切った傷と、切れ味の悪い包丁で切った傷、どちらが早く治るでしょうか? もちろん前者です。刃先が鋭ければ鋭いほど、傷の周囲の皮膚に与える圧力が少なく余計な傷を作らずに済みます。軟骨用などもありますが、全て不適切なピアスが装着されています。例えば、おへそ場合、形は人それぞれです。縦長のおへそもあれば、丸のおへそもあります。それに合わせてニードルだと正しい位置に開ける事ができます。

  • へそ用ピアッサーを使わない理由

    【ピアッサーにはおへそ用じゃないピアスがついています】
    耳たぶと違っておへそはよく動く場所なのでピアスに負担が、かかりがちです。間違ったピアスをいれるとピアスホールに更に余計な負担がかかってしまいます。

    【ニードルであける場合、おへそにはカーブドバーベルをいれます】
    カーブドバーベルは円状に曲がっており、おへそにフィットするのでピアスホールへの負担を最小限に抑えます。ピアッサーに装着されているのはまっすぐのストレートバーベルなので、おへそにフィットせずピアスホールに負担をかけてしまいます。カーブを描くようにニードルを入れるので負担はかかりません。他に鼻用や軟骨用などもありますが、不適切な長さのピアスが装着されていることもあります。ニードルで安全に装着することをお勧めします。

セルフィッシュクルーの衛生管理

  • 音波や蒸気を使用した滅菌装置

    【超音波温熱洗浄装置(ウルトラソニッククリーナー)】
    使用した道具類などラスノンソニックを使い超音波洗浄をします。

    【高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)】
    ピアッシングで使うニードル・ピアス・超音波洗浄後の道具類などを滅菌パックに入れてオートクレーブで滅菌処理を行っています。滅菌とはいかなる微生物も死滅させた無菌状態にすることです。

  • 針は1本ずつ完全使い捨て

    針は1本ずつ滅菌パックに入っており完全使い捨てになっております。使用前にティシュで先端が少しでも曲がってないか確認をして、ニードル先に違和感があれば、もったいないのですが捨てて新しいニードルを使います。理由は少しでも違和感がるとお客様に負担になるからです。毎回新品を使用していますので安心してください。

ボディーピアスのアフターケア

  • アフターケアについて
    まずアフターケアが不十分だとトラブルの原因になります。
    ピアッシング後のピアスホールはただの傷口と同じで、ピアスを外すと、すぐに穴はふさがってしまいます。ピアッシング後は部位によりますが3~10ヶ月は、ファーストピアスは外さないで下さい。
  • 間違った知識
    よくマキロンなどのアルコールが入った消毒液で消毒している方がいらっしゃいます。消毒にはアルコールを含まない消毒液を使用ください。エタノール、オキシドール、マキロンなどによる消毒液は刺激が強いためピアッシング部位をかぶれさせてしまう事がありますので使用はしないで下さい。
  • ピアスの消毒の仕方
    今の主流は、滅菌済みの生理食塩水のアフターケアスプレーというのがあり、体液と同じ濃度の生理食塩水で洗うので、ピアッシング後のピアスホールにしみにくく、いつでも清潔に保てます。あらゆる位置のピアスホールをきちんと洗うことができるから、ホットソークをする必要はありません。

    消毒もらくちんです。ここで購入もできるのでお気軽にどうぞ。

    それとピアスを触る前には必ず手を石鹸で洗ってください。
    ピアスを開けて数日はホール周辺に黄色い汁が出たり固まったりしています。石鹸でふやかしてきれいに取らないと固まりがホール内に入って痛かったり治りが悪かったりするので、必ずシャワーの時に取り除きましょう。使用する石鹸は、普段使われている石鹼や洗顔フォームで十分です。ピアスが動かないこともあるので無理に動かさず、石鹸を泡立て、泡をピアスに乗せて2~3分おいた後、よくシャワーで流してください。また耳の軟骨の洗浄時は強い刺激は加えずにむやみに触れないでください。やりすぎると皮膚を痛めるので、1日1回か朝晩2回に。
    口内ピアスの消毒は、1~2週間が目安で、うがい用イソジン水で薄めたもので1日2回以上よくゆすいで下さい。食後やタバコを吸った後、何か口に入れたあとにしてください。

  • ピアスの完治期間
    ピアッシング後、数週間はピアスの周りが赤みをおびたり、かゆかったりする事もあります。治るまではピアスを圧迫したり、ひっかけたりしないように十分気をつけましょう。
    下記の数字は一般的なもので個人の生活習慣によっても大きな差が生じます。参考にしてください。やってはいけないことは、完治期間が過ぎたからと外さないでください。外したら穴が縮まってピアスが入らなくなります。■耳たぶ、まゆ、セプタム(鼻中隔)
    6~8週間

    ■耳軟骨、ノストリル(小鼻)サーフェイス
    3ヶ月~1年

    ■リップ、ラブレット
    6~8週間

    ■舌
    4~6週間

    ■へそ
    6ヶ月~2年

    ■乳首
    3ヶ月~1年

    ■プリンスアルバート、フレナム、クリトリス
    2~6ヶ月

    ■ラビア、クリトリスフッド
    4~8週間

  • ピアス交換
    ピアスの交換はピアスが完璧に治ってから行えます。 最低でも3~10ヶ月は交換しないで下さい。4週~6週でホール内は薄皮ができあがります。 その途中でピアスを外すとホールがふさがってしまい、ピアスの入れ替えでホール内が傷ついて化膿してしまいます。必ずセカンドピアスを入れる時は新しいピアスに軟膏などをつけてスムーズに入れましょう。そして気長に待ちましょう。心配な方は遠慮なく来店してください。 へその場合、飾りのついたピアスは、ひっかかる原因や重さで排除の原因になりますので、毎日つける事はお勧めはしません。

ボディーピアスのトラブル

    • 紹介しているのは一部です。
    分からない事がありましたら、自分で解決しようとせずに、すぐ電話などで相談してください。近くの方はスタジオに来てもらうのが、1番です。

  • 痛み
    開けて何日間かは怪我と一緒なので痛みはあります。とくにピアスを引っ掛けたり、ピアスを圧迫すると痛い思いをします。患部の部分に分泌物が固まりホールの中に入ると痛いので、常に清潔にしときましょう。
  • 出血
    ピアスを開けた時は、出血しなかったのに、家に帰る途中や寝てる時に出血する方がいます。ピアスの上から、テッシュなどで5分~10分静かに圧迫し続けて下さい。特別な病気でないかぎり止血機構が働き止血します。人によっては2、3日少ない出血をし止まらない方もいらっしゃいます。
  • かゆみ
    しばらくすると、かゆい事がありますが傷が治り始めているからです。
  • 赤み
    ピアスを入れたあたりの皮膚が赤くなる事がありますが、傷口の周りにおこる身体の当たり前の反応です。いつまでも赤みがひかない場合は、ホールに負担がかかっているので、ピアスサイズを交換するなどしましょう。
  • はれる
    ピアッシング後の傷口は怪我と一緒なので、患部がはれる場合もあります。時間が経つにつれて、はれもひいていくと思いますが、治りかけの患部を傷つけたり引っ掛けたりすると、またはれたりするので気おつけましょう。いつまでも、はれが続く場合は肉芽の原因にもなります。
  • 黒ずみ
    傷口の周りが黒くなります。ピアスホールも傷と同じなので、色素沈着は個人差はありますが、あります。
  • 化膿
    傷口からの細菌感染による炎症で、傷口がジュクジュク湿って膿が中にたまったり、痛みを伴うこともあります。不潔にしとくと菌がつきやすいので消毒をして 清潔に保ちましょう。ひどい様であれば医療機関で化膿止めの薬をもらい膿を摘出してもらいましょう。摘出は自分でも出来ますし、ここでも出来ます。
  • 金属アレルギー
    アレルギーは一度でもアレルギーになると、同じ金属で何度も発症します。ピアスなどの金属に含まれる金属イオンが汗などで溶け出して体内に入り、身体が異物と判断した時の拒否反応として皮膚がかぶれたり炎症を起こしたりする症状です。
  • 肉芽
    軟骨部位だとホールの周りにニキビに似た出来物が出来たりします。これはピアッシングで細胞が傷つき、治る過程で雑菌による炎症や、サイズの合わないピアスによる負荷などで出来たりたりします。肉芽に気づいたら早めに相談しましょう。ほったらかしにしていたら、大きく成長して、大変なことになります。その場合は医療機関で外科手術をして切り取ってもらうしかありません。アフターケアをしっかりする事で回避はできます。
  • しこり
    ピアシング後に傷を付けた細胞の死骸がそのまま外に出れず、固まってしまって出来ます。取り出したい方は医療機関で取り出してください。
  • 排除
    体がピアスを異物と感じて、体外へ押し出そうとする事です。赤みや痛みを伴い、最初に開けた時よりも開いてる間隔(貫通距離)が短くなった場合は排除と思われます。 排除の場合は、ピアスのサイズ変更などをしましょう。 それでも治まらない場合はピアスを外す事をお勧めいたします。